2007年12月24日

決戦の夜。

M−1グランプリで全く知らなかった「サンドウィッチマン」が優勝して
彼らのネタで大笑いした私は満足気な顔をしていると
私の横にとっても不服そうな顔をしたリリィが座った。


何か忘れていませんか?


リリィさん、何かご不満でも?

サンドウィッチマン、面白かったと思いますが。。。
もしかして、イケメン「キングコング」西野くんが良かったんですか?

いや、そうでは無いらしい。

リリィが不満に思うこと。それはいったい何だろう。


・・・・あっ!!


リリィさん。
あなたとルルのゴハン忘れてましたわ。


走ることよりも、寝ることよりも
もしかしたら私よりも大好きなゴハンがもらえないなんて
あなたにとっては大問題ですもんねぇ。

ハイハイ。今すぐ用意しますよ。

さて、彼女たちのゴハン。

リリィさんのゴハンは15秒で用意できる。
いつものドライフードとトッピング、そしてビール酵母。
それらを混ぜ混ぜするだけだ。


しかし、ルルさんのゴハンを用意するのには時間がかかる。
そして、毎回ルルとの勝負が待っている。


何故なら、彼女は食べ物の好みがうるさいからだ。


貴婦人ルル。


まず、フードはふやかしてからでないと食べない。

以前にも書いたが、「ゴハン・おやつ」の言葉には敏感に反応するルル。
しかし、実際に食べてみて自分の好みに合わない味だったら、一口だけ食べて残す。
目の前にフードを持っていっても、絶対に食べない。

どの犬種図鑑でもコーギーは大食漢と書いてあることが多いが彼女には当てはまらない。
例え食べたとしても最後の1口だけ残すという謎の行動もある。


本当にコーギーなのか?

その疑問が払拭できないでいる。
足も短い。尻尾も無い。顔もコーギーのように見える。

コギとして、生きる。


しかし・・・本当にコーギーなのか?


今のルルさんのお気に入りゴハンは
フードをふやかして、その上に「牛レバーふりかけ」をかけているものだ。
実はその中にビール酵母を混ぜているのだが、ルルさんはビール酵母の味はあまりお気に召せない。

ふやかしたフードにビール酵母をかけて混ぜずにそのまま渡したら
匂いを嗅いだだけで一口も食べなかった。
いつもと違ったフードの匂いがしたのであろう。

しかしビール酵母は皮膚病にとても良い効能があると聞いている。
アトピー性皮膚炎のルルにはどうしても摂取してもらいたい食べ物だ。

どうにか食べてもらうために、トッピングをすることにした。
それが「牛レバーふりかけ」なのである。

今のところルルとの勝負は勝ち越している。
勝ち越しということは負けたこともあるということだ。
しかし、これは不戦敗といったところだろう。

理由は、ルルのゴハンをリリィが横取りしてしまったからである。
リリィはコーギーらしく「大食漢」だ。
自分のゴハンを食べてもなお食べたりない。
ふと後ろを振り返ると、ルルがゆっくりと食べている。
まだお腹いっぱいじゃない。これは、奪うしかない。

リリィのなかでそんな悪の考えが出たのだろう。

飼い主たちが気づいた時は、ルルが食べているはずのゴハンをしっかりとリリィが食べていた。

ルルも自分のゴハンが強奪されたのにもかかわらず、リリィがむさぼりついている横で寝ていた・・・。


緊張と緩和。


そんなこんなで毎回が勝負のルルのゴハン。

M−1グランプリほどの緊張感はないにせよ、
ルルがご飯を食べだすときの飼い主たちの緊張もなかなかすごいものなのである。
posted by キチ。 at 00:45| 大阪 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | ある日の出来事。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月20日

冷静な私、それは。

怪我をした。

リリィでは、ない。
ルルでも、ない。

おなじみの、私だ。

先週の火曜日の夜。
事件はキッチンで起きた。

それは玉葱を切っていたときだった。

「ガッ!」

あのときの衝撃は一瞬だった。
気がついたら、何故か薬指から血が流れ落ちていた。

すぐさま傍にあったティッシュで患部を押さえたのだが
白かったはずのティッシュはどんどん真っ赤に染まっていく。
何度ティッシュを替えても白い紙は赤い紙へと変わっていく。

間に合わない。

そう思った私は、タオルがある部屋へ走った。
引き出しをあけると、すぐさまお気に入りのタオルが目に入った。

私は思っている以上に冷静だった。

私は目に入ったお気に入りのタオルではなく
そろそろ雑巾におろそうかと迷っていた「普通の」バスタオルを手に取った。


負傷した薬指を強く押さえ、心臓よりも高くしていたのが一向に血は止まらない。
バスタオルは紅葉した木々のように、いや炎のように赤く染まっていく。

これは、マズイ。

そこに仕事中の夫から電話が入った。
それは残業をするとの連絡の電話だった。

私は夫に告げた。
「カレーがピンチ。思わぬ問題が発生した。」
夫は、やはり私の夫だった。

指、切ったのか!?

彼は私の状況をすぐに察知した。

私は思った以上に冷静だった。
私は夫にゆっくりと告げた。
大したことはない。大丈夫だ。ただ、カレーは待ってくれと。


しかし、夫はこう言った。

「キチが冷静なときほど事態は深刻なんだって!すぐに病院に行け!」

確かに彼は私の夫だった。

何故なら、傷はパックリと開き、そこはどんどん色が変わっていっていたのだから。
何故なら、傷を押さえていたタオルは見事に赤く染まったのに、血はそれでもなお出ていたのだから。

幸い、自宅から徒歩3分の場所に病院があった。
診察時間終了ギリギリだったが、間に合った。
先生は、傷を見るなり「縫ったほうがいいかもね」とこれまた冷静に告げた。

実は私には「縫う」という行為にトラウマがあり、どうしてもこれを受け入れることが出来なかった。

「縫わなくてもよいのであれば、縫わないでくれ」
三十路を数年も過ぎてしまっている大人が懇願した。

先生は苦笑しながら「縫わないでいこうか」と私の懇願を聞いてくれた。
そして私の手には仰々しい包帯が巻かれた。

その話を帰宅した夫に話すと、キチってヤツは・・と半ば呆れていた。
しかし、傷を濡らしてはいけないといわれ
ここぞとばかりに料理を一切しなかった私に何も言わずに
仕事から帰ってきてから夕飯を作ってくれた夫に感謝。

そして、私が大騒ぎしているときに事態を察知したのか
心配そうに私を見つめるリリィと私の傍にずっと座っていたルル。
彼女たちも感謝。
下手に興奮されると、私は痛みの余りヤツあたりしてたかもしれない。


さて、事件から10日が過ぎた。
やっと水につけてもよいと医師からの了承が得られた。

今日は、久しぶりに夕飯を作るかとキッチンに向かい、まずは米を炊こうと米びつを覗いた。

しかし、そこに・・・・米は無かった。


冷静な姉妹。
posted by キチ。 at 11:50| 大阪 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 飼い主のつぶやき。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月10日

中途半端。

私は「お手」が好きだ。

別に私がジュンさんに「お手」をするわけではない。
犬たちの「お手」をする姿が好きなのである。

リリィ3歳9か月。
実は半年前までは「お手」が出来なかった。

いや、出来なかったというよりも「お手」という行為を教える必要性を感じていなかった。

しかし半年前、クリッカー教室でお手をしなければいけない状況になり
「お手」を教えていないことを訓練士に告げると、習得するようにとのお言葉があった。



こうして「リリィさん“お手”習得作戦」が始まった。


しかし、習得するには問題が2つあった。


まず1つ。
犬の中ではコーギーに所属するリリィさん。
コーギーの特徴の一番に挙げられるであろう「手足の短さ」


袖がある洋服を着ると、どうみてもラッパーにしか見えなくなるほどの短さ。


ラップも出来ます♪


こんな短い前足を器用に上にあげられるのであろうか。



そして、もう1つ。

私は「お手」を教えたことがなかった。

ルルさんと暮らしていたときも必要性を感じずに教えていなかったのだが
実家に帰った時に、父が15分程教えて見事ルルは習得した。


15分で出来たわよ。


結局、私はその過程を見ていただけで実際には一度も「お手」を教えたことがなかった。



大丈夫だろうか。

そんな想いが募る。


それは杞憂に終わった。


リリィさんはいつの間にか「お手」を習得していたのである。


外出先から帰宅するといつも足ふきマットを出し、「タオル」とコマンドを出す。

するとリリィさんがマットに上にのり、私に足を拭かれるのを待つのである。
私が手を出すときちんと前足を手の上に置いていたのだ。


まさしく、「お手」

これぞ「お手」


別に教えたわけではなかった。
ただ、リリィさんの中では『マットの上に乗る→足を拭かれるので手を挙げる。』
このような関連付けが出来ていたのだろう。

「お手」と言ったら前足を出す。
そんな固定概念があって、私はリリィさんはお手ができないと決めつけていた。


ただ、それは少しだけ「普通」と違った。


必死です・・・。


リリィさんは、立ったまま「お手」をするのである。


仕方がなかった。
彼女の中ではマットの上に立ったまま待たされて足を拭かれるために足をあげるのだから。


お座りをさせてから手を出しても、結局は立ち上がって「お手」をする。


しかし、私は・・そしてジュンさんもそれで良かった。

一生懸命、前足を出しているリリィさんを見て、とても愛おしく思うからだ。


中途半端な「お手」

小生意気?それでもイイわ。


私たち夫婦にとっては笑顔になれる完璧な「お手」なのである。
posted by キチ。 at 14:52| 大阪 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | ある日の出来事。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月06日

それぞれの想い。

先日の休日。
いつも通っているアジリティー教室の練習発表会があったにもかかわらず
飼い主夫婦は自分達の趣味を優先してある場所に出掛けた。

そこは「インテックス大阪」


大阪モーターショー


「大阪モーターショー」会場である。



私たち夫婦の共通の趣味である「車」。
今年は日産からGT−Rが復活するということで、是非とも行きたかった。


留守番を命ぜられたリリィ&ルル。
休みの日なのに遊びに連れていってもらえないと少々不満があるようだ。


飼い主を見つめてみる。


さすがに申し訳なく思い、モーターショーから帰って来た後に
広い公園に連れていってやることを約束する。


憂い。


さて、今回の最大の目的はGT−Rを見ることだったのだが、当然のことながら大変な人が集まっており
あくまで自称華奢な私は押し潰されないように必死だった。

結局、この目で全貌を見ることはできなかった。
ジュンさんが撮影した写真を見るだけになってしまった。


待ってました!


しかし、それはそれでもよかった。

実は私の今の自動車ブームはフランス車である。


ぷじょぉ〜♪


プジョー車やシトロエン車などを見て、勝手に購入する気分になって商談ルームに入ろうとしたおめでたい妻を夫はどう思っているのであろう。

目的も達成したことだし帰宅後には彼女たちと戯れなければ。


そんな気持ちもあったのだが、やはりこの夫婦、食べ物の誘惑には勝てない。
まっすぐ家には帰らずホテルのランチバイキングに出掛けた。

たらふく食べ、私は華奢だと思っていたのは朝食を食べていなかっただけということが判明し本当に自称だったと痛感し身体は見事に普段どおりに膨れ上がった。


さて、眠い。


あれだけ食べれば胃に血液がまわって眠たくもなろう…。

それでも帰宅後は彼女たちの散歩に出掛ける。
それが飼い主の定め。帰宅中の電車の中で再度決意をした。


帰宅した。


飼い主は眠たかった。

どうしても眠たかった。


「昼寝したらお出かけ。」


帰宅して喜びを全身で表す彼女たちに言った。
そして飼い主夫婦はひとときの幸せな時間を得ることにした。


そして、目覚めた。



マジ画像です。


午後10時だった。


彼女たちの1日は終わった。
posted by キチ。 at 18:15| 大阪 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | ある日の出来事。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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